• all-in-one-seo-packでSEO

    Date: 2010.03.07 | Category: WordPressのSEO | Tags:

    このAll in One SEO Packというプラグインを導入すれば、ほぼ基本的なSEOをWordPressに取り込むことが出来ます。

    SEOの基本

    ページのタイトル

    私がSEOに目覚めた2005年の夏。
    私がまず行ったSEOは、「タイトルの最適化」でした。
    たとえば、それまでは「今日学んだSEOはMETAタグのDESCRIPTION」のようなタイトルで記事を投稿していたとします。
    これを修正して、「DESCRIPTION でページの説明を明確にする」や「DESCRIPTION とは」とか、「DESCRIPTION でSEO」のような単純明快なタイトルにしました。

    また、ページのタイトルには、「今日学んだSEOはMETAタグのDESCRIPTION — SEO奮闘記 —」のような「サイトタイトル」が含まれていたので(Movable TypeもWordPressも、初期設定のままだとこういう仕様になっています)、サイトタイトルを削除するようにしました。
    ※ サイトタイトルとは、ブログのトップページのタイトルです。私のこのブログなら「WordPressの設定入門」ですね。

    効果は劇的で、それまでの3倍ほどのアクセス数になりました。

    このように、記事のタイトルはSEOには非常に重要です。

    ページの概要 Description

    それ以外にも、METAタグの「DESCRIPTION」や「KEYWORD」も重要だと思っています。
    上の画像は、「URLを静的なページに変換する」をGoogleで検索したときの結果。
    私のこのブログの1ページが検索結果に表示されています。(検索結果1位の部分)
    他のサイトの抜粋の部分が、本文からの切り出しなのに対して、私のサイトの部分は、
    「WordPressのアーカイブのURLをカテゴリー事に分け~」
    のような短い文章になっています。
    また、他のサイトの場合、途中で文章が終わって「…」になっているのに対し、私のサイトの場合は、きちんと文章が終わっています。
    実は、私のサイトの抜粋の部分は、Descriptionで指定した文章なのです。

    Movable Typeでは、初期設定ではDESCRIPTIONを入力できないため、改良して記事事に自由に入れられるようにしたところ、やはり順位が上がったという経験があります。
    実際、当時作成したブログは、いまだに1日あたり1000人近くのアクセスがあり、そのほとんどが検索サイト経由なのです。
    Discriptionで指定したからといって、確実に上位表示されるわけではないと思いますが、やらないよりやっておいた方がいいと思います。

    WordPressでDESCRIPTIONを有効にするには

    さて、今回紹介するプラグインは、各アーカイブにDESCRIPTIONやKEYWORDを設定できるプラグインです。

    DESCRIPTIONとは

    DESCRIPTIONとは、簡単にいえばそのページの概要を記入できるMETAタグのオプションですね。
    たとえば、

    <meta name=”description” content=”ここの文章がそのページの概要に当たるわけです。あんま長すぎてもダメ”>

    みたいなタグをBODYタグより前、HEADタグの中に記入することによって、そのページがどんなページなのかを検索サイトに知らせるためのタグのひとつです。
    検索サイトで検索した場合、ページのタイトル以外に検索したキーワードの周辺の文章も表示されますが、検索したキーワードがDESCRIPTIONに含まれていると、検索サイトは本文中ではなく、DESCRIPTIONに指定された文章を優先的に表示するようです。
    そのため、単に順位を上げるためだけでなく、より確実にクリックしてもらうような事も可能になってきます。

    Movable Typeだけでなく、ほとんどのブログがこのDISCRIPTIONを指定できないので、なるべく他のサイトと差をつけるためにも、DISCRIPTIONを記述しておきたいものです。
    今回紹介する「All-in-One-SEO-Pack」というWordPressのプラグインは、このDESCRIPTIONを記入できちゃうすごいプラグインなんですね。
    Descriptionだけじゃなくて、Keywordも記入できるし、他のプラグインや改造ではむずかしかったアーカイブやカテゴリートップのページタイトルの改良、またページのURLも変更できてしまうすごいプラグイン。

    私はこうした機能を使いたいがために、ブログ自体を0から自分でプログラムしてしまったんですけれど、もうそんな苦労は必要ないわけですね。

    日本語版

    もともとは海外の雄志が公開しているものなんですけれど、2バイト文字に対してはバグがあるらしくって、日本語化もされています。

    広告大臣 All-in-One-SEO-Pack日本語版

    インストール

    ダウンロードしたら、解凍し、サーバーにアップロードします。
    アップロード先は、「wp-content」の「plugins」の中です。
    一応パーミッションも変更しておいてください。

    プラグイン
    アップロードしたら、WordPressの管理画面にログインし、「外観」の「プラグイン」をクリック。
    All in One SEO Pack」という項目が表示されていれば、OKです。
    「使用する」をクリックします。

    エラーが表示される
    今のバージョン(2010年3月7日)では、どうもエラーがあるようで上のように警告が表示されます。

    エラー対策

    このようなエラーが表示された場合は、Plugin StatusをEnabledに
    「設定」の「オール・イン・ワンSEO」をクリックし、「Plugin Status」を「Enabled」にチェックを入れ、下の「オプションを更新」をクリックします。

    5
    エラーが表示されなくなりました。

    記事の投稿画面

    実際に有効になったか確認してみましょう。
    WordPressの管理画面にいき、「投稿」の「編集」とクリックし、
    過去に投稿した記事を修正する画面にします。

    画面の下部に、ちゃんと「」の項目が追加されています。使ってみると
    上のように記入してみました。

    以下が、All in One SEO Packを使う前の初期状態のヘッダー。

    <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN” “http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd”><html xmlns=”http://www.w3.org/1999/xhtml” dir=”ltr” lang=”ja”>
    <head profile=”http://gmpg.org/xfn/11″>
    <meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=UTF-8″ />
    <title>URLを静的なページに変更する | WordPressの設定入門</title>
    <link rel=”canonical” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html” />
    <link rel=”stylesheet” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wp-content/themes/js-o4w/style.css” type=”text/css” media=”screen” />
    <link title=”RSS 2.0″ type=”application/rss+xml” href=”http://wordpress.f-mobile.org/feed” rel=”alternate” />
    <link rel=”pingback” href=”http://wordpress.f-mobile.org/xmlrpc.php” />
    <link rel=”alternate” type=”application/rss+xml” title=”WordPressの設定入門 &raquo; URLを静的なページに変更する のコメントのフィード” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html/feed” />
    <script type=’text/javascript’ src=’http://wordpress.f-mobile.org/wp-includes/js/comment-reply.js?ver=20090102′></script>
    <link rel=”EditURI” type=”application/rsd+xml” title=”RSD” href=”http://wordpress.f-mobile.org/xmlrpc.php?rsd” />
    <link rel=”wlwmanifest” type=”application/wlwmanifest+xml” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wp-includes/wlwmanifest.xml” />
    <link rel=’index’ title=’WordPressの設定入門’ href=’http://wordpress.f-mobile.org’ />
    <link rel=’start’ title=’wordPressのダウンロード’ href=’http://wordpress.f-mobile.org/install/12.html’ />
    <link rel=’prev’ title=’403エラーになる場合’ href=’http://wordpress.f-mobile.org/setting/116.html’ />
    <meta name=”generator” content=”WordPress 2.9.2″ />
    <link rel=’canonical’ href=’http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html’ />
    </head>

     


    下が適用させた後のヘッダー部分のソース。

     

    <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN” “http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd”><html xmlns=”http://www.w3.org/1999/xhtml” dir=”ltr” lang=”ja”>
    <head profile=”http://gmpg.org/xfn/11″>
    <meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=UTF-8″ />
    <title>URLを静的なページに変更する</title>
    <link rel=”canonical” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html” />
    <link rel=”stylesheet” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wp-content/themes/js-o4w/style.css” type=”text/css” media=”screen” />
    <link title=”RSS 2.0″ type=”application/rss+xml” href=”http://wordpress.f-mobile.org/feed” rel=”alternate” />
    <link rel=”pingback” href=”http://wordpress.f-mobile.org/xmlrpc.php” />
    <link rel=”alternate” type=”application/rss+xml” title=”WordPressの設定入門 &raquo; URLを静的なページに変更する のコメントのフィード” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html/feed” />
    <script type=’text/javascript’ src=’http://wordpress.f-mobile.org/wp-includes/js/comment-reply.js?ver=20090102′></script>
    <link rel=”EditURI” type=”application/rsd+xml” title=”RSD” href=”http://wordpress.f-mobile.org/xmlrpc.php?rsd” />
    <link rel=”wlwmanifest” type=”application/wlwmanifest+xml” href=”http://wordpress.f-mobile.org/wp-includes/wlwmanifest.xml” />
    <link rel=’index’ title=’WordPressの設定入門’ href=’http://wordpress.f-mobile.org’ />
    <link rel=’start’ title=’wordPressのダウンロード’ href=’http://wordpress.f-mobile.org/install/12.html’ />
    <link rel=’prev’ title=’403エラーになる場合’ href=’http://wordpress.f-mobile.org/setting/116.html’ />
    <meta name=”generator” content=”WordPress 2.9.2″ />
    <link rel=’canonical’ href=’http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html’ />

    <!– All in One SEO Pack 1.6.8.1 by Michael Torbert of Semper Fi Web Design[297,372] –>
    <meta name=”description” content=”WordpressのアーカイブのURLをカテゴリー事に分け、「.html」で終了するようなSEOに効果的なURLに変更します。” />
    <meta name=”keywords” content=”wordpress,url,静的,動的,seo,html” />

    <link rel=”canonical” href=”
    http://wordpress.f-mobile.org/wordpress-seo/127.html” />
    <!– /all in one seo pack –>
    </head>

    このように、タイトルタグの中身や、DescriptionやKeywordsが自由にアーカイブ事に設定できるようになりました。
    なお、投稿した記事だけでなく、新しく投稿する記事にも有効です。

    また、Windows Live Writerで投稿したようなアーカイブは、記事の本分の最初の一部がDiscriptionとして設定されるようです。

    SEOを極めたいというのであれば、WordPress+All in One SEO Packは、あなたのかゆいとこまで手が届く機能を提供してくれるでしょう。

    注意点

    All in One SEO Packを有効化させても反映されない!
    なんて人は、WP Super Cacheのキャッシュを削除してください。

    WordPressを引っ越した場合

    WordPressを使っているサーバーを引っ越した場合の設定の仕方を紹介します。
    新しくWordPressをインストールし、「All in One SEO Pack Importer」をインストールします。

    「設定」の「ALOSEOP Importer」をクリック。
    データをインポート今まで設定したSEOデータをインポートします。