• ピンバックとは

    Date: 2010.03.21 | Category: WordPressの導入 | Tags:

     

    WordPressを公開してから、上のような画像のメール内容のメールが頻繁に来るようになりました。
    最初はコメントかな?と思いましたが、どうも違うようです。
    内容が私のブログのページの一部なのです。

    また、ピンバックした相手のIPアドレスが、私のWordPressのサーバーのIPなのです。

    もしかしたら、スパム?と思って、管理画面にログインし、コメント(ピンバック)の投稿時間とサーバーのアクセスログを比較してみましたが、それらしい様子もない・・・。
    うーん。なんだろう。

    コメントスパムを防ぐでは、コメントスパム用のプラグインAkismetをインストールし、使えるようにしましたが、このピンバック通知用のメールは収まりません。
    ますますなんのことやら??

    トラックバックとの違い

    そもそもピンバックとはなんなんでしょう?
    似たようなシステムにMovable Typeで有名になった、ブログのトラックバックがあります。
    トラックバックとはどう違うのでしょう。

    トラックバックとは

    トラックバックは、私のブログを参考にした別のブロガーが、そのブロガーのブログの存在をアピールするために参考にした側のページに、自分のブログ記事のURLを載せるシステムです。
    これによって、また別の訪問者は、その記事だけでなく、似たような記事を扱っている別のサイトのページもリンクをたどることが出来ます。

    このシステムは画期的で、今騒がれているツイッターと同じようなブームが起きました。
    同じことに興味を持ったまったく知らない人同士が、トラックバックによって繋がるためです。

    ところが、GoogleがPage ランクを採用し、リンクが貼られているページほど検索結果の上位に表示されてしまうという事実(?)が判明し、手軽に被リンクを増やせるというので、トラックバック本来の意味をなさないトラックバックが乱立。
    結局、トラックバックはブロガーにとっては煙たい存在になってしまいました。

    私が以前投稿していたブログは、6時間ぐらいにわたって1秒間に3件ぐらいのトラックバックが送られてきた経験があります。

    ピンバックとは

    それに対して、ピンバックとは、参考にした側が参考にしたページのURLを記事中に記入することによって自動的に参考にした側に知らせるシステムです。

    最近のトラックバックは、トラックバックを送信した側にも送信先のURLが記載されているかチェックして、初めてトラックバックが有効になりますが、ピンバックもそれに似ています。
    ただ、トラックバックと違って記事中にURLを貼ると、WordPress側がそれを拾い集めて、ピンバックを送ります。

    もし、最初に載せたようなメールが届いた場合、誰かがWordPressを使っていて、あなたの記事のURLを貼った可能性があります。
    そしてそれがピンバック通知です。

    さて、では私の所に届いたメールは・・・というと、実は、私は私の記事中の中に、過去のページのURLをいくつか貼っているので、WordPressが自動で自分自身にピンバックを飛ばしてしまったのです。

    ピンバックを送信しない

    ディスカッション設定
    もし、勝手にピンバックを送信したくなければ、設定でピンバックを飛ばさないようにすることも可能です。
    WordPressの管理画面にログインし、「設定」の「ディスカッション設定」をクリック。

    投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる」のチェックをはずします。

    「他のブログからのリンク通知を許可する」は、誰かが自分の記事へのリンクを貼ると、ピンバックを受けるので、それを許可するかどうか。です。