• バックアップ用プラグイン WP-DBManager

    Date: 2010.03.27 | Category: WordPressの導入, WordPressの設定 | Tags: ,

    WordPressは、サーバーにインストールするタイプのブログシステムで、データの保存にデータベースサーバーのMySQLというサーバーを使用しています。
    そのため、毎回表示させるのに動的に出力しています。
    長所としては、デザインや設定がすぐに反映されます。
    短所としては、重いということと、データベースが何らかの理由で壊れた場合、データがすべて無くなってしまう可能性があるということです。

    同じタイプのブログシステムに、Movbable Typeがあるんですけれど、こちらはファイルとして保存することが出来るので、万が一データベースが壊れても、今まで投稿したファイルはそのまま保たれます。
    よって、Movable Typeはレンタルサーバーを変える場合でも、割と移転が楽です。

    レンタルサーバーは、いくらお金を払っているとはいえ、どの会社もデータの保証はしていないため、自らバックアップする必要があります。
    でも、結構この作業がめんどくさくて、あとでデータが飛んでしまって後悔する羽目に・・・。
    意外とデータが飛んでしまった。って経験をしている人は多いみたいです。

    WP-DBManager

    データをバックアップするプラグイン

    WordPressのすばらしい点は、色々な機能をプラグインという組み込みシステムでプラスすることが出来る点です。
    で、もしかしたら、データをバックアップするプラグインがあるんじゃないか・・・と思ったら、ありました。
    それが「WP-DBManager」です。

    インストール

    インストールは簡単。
    まず、WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」の「新規追加」をクリックします。
    キーワードに「WP-DBManager」と入力します。
    WP-DBManagerと入力

    このように検索結果に表示されるので、「インストール」をクリックします。インストールをクリック

    今すぐインストールをクリックします。
    今すぐインストールをクリック

    「プラグインを有効化」をクリック。
    プラグインを有効化

    日本語化

    次にWP-DBManagerを日本語化してみます。

    日本語化用のファイルは、Technolog.jpさんのWordPress – WP-DBManager 日本語化ファイルで配布されています。
    「日本語化 – WP-DBManager V2.5.0」をクリックします。
    日本語化はWP-DBManagerのバージョンとあわせるようにします。
    日本語化ファイルをダウンロード

    ダウンロードしたファイルを右クリックし「エクスプローラ」を選ぶと、解凍できます。
    解凍する

    中にある二つのファイルを「WP-DBManager」のフォルダにアップロードします。
    具体的には「 …/wp-content/wp-dbmanager/ 」の中にアップロードします。
    解凍したファイルをアップロード

    WordPressの管理画面の左サイドの一番下に「データベース」という項目が表示され、中身も日本語になりました。
    日本語化

    バックアップする

    WP-DBManagerをインストールすると、「 …/wp-content/ 」フォルダの中に「 backup-db 」というフォルダが出来ているはずです。

    WordPressの管理画面の「データベース」の「バックアップ」をクリックします。

    ページの下に「バックアップ」というボタンが表示されるので、クリックします。
    バックアップを実行

    成功すると、以下のように表示されます。
    バックアップ成功 

    先ほど作成された「 backup-db 」というフォルダの中にバックアップファイルが作成されています。
     バックアップファイル 

    セキュリティー

    このファイルは、インターネット上で誰でもアクセスできてしまうので、「 .htaccess 」というファイルを「 backup-db 」のフォルダに置いておきます。
    中身は、以下のように記述します。

    <Files ~ "sql$">
    deny from all
    </Files>

    これでブラウザでアクセスすると、以下のように表示されます。
    Forbidden

    バックアップファイルを保存する

    バックアップしたファイルを保存するには、WordPressの管理画面の「データベース」にある「バックアップDB管理」をクリックし、保存するデータベースにチェックを入れ、「ダウンロード」をクリックするか、「E-mail」をクリックします。
    バックアップファイルを保存
    この時「リストア」をクリックすると、その時のデータベースの状態に戻ります。

    定期的にバックアップする場合は、「データベース」の「DBオプション」をクリック。
    定期的にバックアップしたい期間を入力し、「変更の保存」をクリック。
    定期的にバックアップ