• WordPressのアップグレードの方法

    Date: 2013.06.25 | Category: WordPressの設定 | Tags:

    WordPressは、大幅な変更を含む大規模なバージョンアップと、バグフィックスの修正などの小さなバージョンアップの2種類があります。
    大規模なバージョンアップは、2.5から3.0というように、ひとけた目の数値が上がります。
    現在の最新のバージョンはWordpress3系列で、2からアップグレードする場合、大幅な改善が行われた可能性があるので、プラグインやデザイン、ダッシュボード(管理画面)の使い方など、気をつける必要があります。
    私も2.5系から3.5系へアップグレードしましたが、今のところ問題なく使用できています。
    で、最近、WordPressに対する大規模な攻撃が騒がれたこともあり、セキュリティが向上した3.5.2が登場しました。
    WordPressを使っている人は、なるべく早めにバージョンアップした方がいいかもしれません。
    ただ、バージョンアップはセキュリティや使い勝手の向上が見込める反面、確率はかなり低いのですが、データが消えてしまうといった不具合が0ではないため、必ずバックアップを取っておいてください。
    WordPress自体にもバックアップ機能はありますが、機能が貧弱なため、プラグインによるバックアップをおすすめします。
    参照:バックアップ用プラグインBackWPup

    表示が速くなった?

    WordPressの最大の弱点として、MovableTypeと比べ動的な表示をするので、表示されるのに時間がかかるという点がありました。
    が、2.5系から3.5系にアップデートしたら、表示が速くなったような・・・?
    一度表示されたページをキャッシュしておき、静的なファイル並みに表示させるWP Super Cacheというプラグインを使っているということもあるのですが、このプラグインは新たに投稿した記事の場合、1度は表示させないとキャッシュとして保存しないので、はじめて表示されるページには効果がありません。ところが、WordPressを3.5にアップグレードしたところ、WP Super Cacheを使用しなくても素早く表示されるようになった気がするんです。気のせいでしょうか。

    BackWPupの使い方

    BackWPupのJobsのAdd Newをクリック
    WordPressのダッシュボードにログインし、メニューバーの「BackWPup」にマウスカーソルを当てると、サブメニューが出現するので、「Jobs」→「Add New」をクリック。

    バックアップ形式の詳細
    バックアップに関する詳細を設定します。「Job Destination」にあるバックアップ先を選択し、一番下の「Save changes」をクリックします。

    バックアップを実行
    バックアップを実行させると、バーで進行状況を表示してくれます。

    WordPressをバージョンアップするには

    更新してくださいをクリック
    WordPressの管理画面(ダッシュボード)にログインしたら、画面上の「更新してください」をクリックします。
    もし、最新のバージョンのWordpressをすでに使っている場合、この表示はありません。

    今すぐ更新をクリック
    「今すぐ更新」をクリックします。
    なお、日本語版と英語版(WordPress 3.5.2-eu)の2つのバージョンがありますが、日本語版(バージョンの末尾がjpのもの)をクリックしてください

    アップグレードの完了
    数秒後の後、アップグレードが完了します。

    プラグインのアップグレード

    プラグインのアップグレード 場合によってプラグインもバージョンアップする必要が有るかもしれません。
    バージョンアップが必要なプラグインがあると、このように対象となるプラグインの数が数字として表示されます。

    プラグインのアップグレード
    プラグインのアップグレードもWordPressであればクリックひとつで完了します。
    「アップデート」をクリックします。

    なお、プラグインによってはすでに開発が終了してしまい、WordPressをアップデートすると、使えなくなってしまうものもあるかもしれません。

    プラグインのアップデートが完了
    無事にプラグインのアップデートが完了しました。